ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

青葉将棋クラブ

横浜市の道場、青葉将棋クラブへ指しに行ってきました。

www.aobashogiclub.net

 

こちらの道場は棋士の森内先生が設立された横浜の道場です。

以前から行ってみたいと思っていたのですが、将棋仲間に声をかけていただいて今回行ってみることに!

青葉将棋クラブは田奈駅から歩いて5分くらい、。閑静な住宅街にあり、見た目は普通の一軒家です。3階建てで道場は1階と2階なのかな?

今回はビジターで入場。会員になると会員料金で入場できる他、隔月で開催されているプロ棋士指導対局を受けることができるそうです。ちょうどこの日は森内先生が指導対局をされていたのですが、3階で行われていたようでお姿を見ることはできず。残念。

席主さんに手合いをつけてもらうまでの間、2階の本棚にある本を自由に読むことができます。10年前の将棋世界やその他書籍があったりして将棋ファンには宝の山……!待ち時間中も楽しむことができました。

 

対局は全席正座。指している間はちょっとつらかったりもしますが、正座での対局は身が引き締まります。連盟道場などと同じく、段級位が離れている場合は駒落ち戦になります。

 

今回の戦績は

○○●○○ で4勝1敗。青葉将棋クラブでは3級に認定されました!

負けた1局は私の三間飛車に相手の方のトーチカ囲い。感想戦で教えていただきました。名前だけ知っていたんだけどこれがトーチカかー!角が出て左桂を跳ねてこられたので「端攻めを狙われている?」と思って必要以上に端を警戒してしまいました。

今回は自分から見て左辺の折衝でミスをしてしまったのでほとんど囲いに手を付けられなかったのですが、しかしこれ序盤の折衝がうまく行ったとしてもどうやって攻略するんでしょう。玉が角筋から外れているし、横からの攻めにも強そうな形。左桂が跳ねているし角が覗いているのでいざとなったら端攻めもできそうです。なんとなく相手にして一番いやな形かも。

これからも見かけそうな形なのでなにかしら対策を見つけたいと思います。

 

青葉将棋クラブ、穏やかで雰囲気の素敵な道場でした。子どもたちもとてもマナーがよく、対局の後感想戦をしたり、盤上の駒を初形に直して終わる子が多かったのが印象的。

よい道場だったな~。自分の家からはちょっと遠いのですが、また遊びにいきたいです。

将棋教室2019-4

毎度おなじみの将棋教室。

前回は欠席だったので1か月ぶりのお教室でした。なんかすごく久しぶりの気分だった。

 

〈今回の内容〉

・講座 先手中飛車

先手中飛車の序盤講座でした。私は将棋始めたころ少しだけ中飛車を指したことがあったのですが、左金をどうしたらよいか分からず割とすぐ指さなくなってしまったんですよね。。。

今ならもうちょっと指せるかなー。盤面を広く使った手筋などが出てきておもしろそうでした。

 

指導対局 二枚落ち

北島先生に教わりました。左金を追い返す歩を打ち忘れて銀をぶつけたために乱戦に。なぜあそこで歩を打たなかったのか……?やはり1か月空くと忘れてしまうのでしょうか。

他にも今回は後から見たら、私がやたら駒をさばきたがっている手が目立ちました。

最後摘むや詰まざるやの局面に誘導して頂きなんとか勝たせていただくなど。

寄せはいつもよりもスムーズにできた気がするのでこういうのは続けていけるようにししよう……。

将棋「初段になれるかな」会議 出版記念トークライブ!

2月の頭にねこまどで行われたこちらのイベントに参加してきました。

2/3(日) 将棋「初段になれるかな」会議 出版記念トークライブ!

 

こちらのイベントは書籍「将棋「初段になれるかな」会議」の発売を記念して開催されたトークライブです。

書籍「将棋「初段になれるかな」会議」はコチラ。

https://www.amazon.co.jp/dp/4594081266/

棋士高野秀行先生、編集者の岡部敬史さん、漫画家のさくらはな。さんの共著で、初段になるためのあれこれが綴られています。

対談形式なので読みやすく、途中途中ではさまれるさくらはな。さんの漫画もかわいくて級位者あるあるが詰め込まれています。

 

今回のトークライブでは高野先生とさくらはな。さんが本をつくったときの裏話や、級位者向けのお話を聞くことができました。

本を読んでいただくと分かるのですが、お酒を飲みながら進められた本づくりだったようで、高野先生とさくらはな。さんの和気藹々とした様子が伝わってきて全編にわたって楽しいトークライブ。

今回のトークライブではたくさんためになるお話を聞けましたが、自分の中でいちばん目からウロコだったのは「攻めと受けは攻めの方が難しい」でしょうか。確かに同じ枚数だったら先に攻める方が不利なのですよね。

高野先生のお話はすとん、すとんとツボをつかれる感じですーっと腑に落ちてくる不思議な感覚でした。いつか将棋を教わってみたいなあ。

 

トークライブの後には高野先生とさくらはな。さんのコラボ色紙もゲット。

帰りに将棋仲間とお茶してたくさんお話してほんわかした楽しい1日でした。

将棋教室2019-3

2月になりました。もう1ヶ月経ったのか!早い!

1月末に予定されていた地元の町の将棋大会が雪の影響で3月に延期になってしまったので、なんとなくぽかんとした気分です。いつの間にかこの大会が自分の将棋生活のリズムになっていたんだなあ。

 

土曜日は月に2回の将棋教室でした。今回も大盛況。

 

〈今回の内容〉

・講座 7八飛車戦法

プロでも最近増加傾向の三間飛車。三間党としては嬉しい限りです。気づいたらもう2年くらい三間飛車指してるんだな……。

今回の講座は序盤で角交換になったバージョンで、角の使い方についてが主な課題。

普段角交換系の将棋は指さないのですが、知っておいた方がよい手筋が色々出てきました。憶えておこう。

 

指導対局 2枚落ち×2

幸運なことに中田先生と北島先生に1局ずつ教えて頂けました。

 

1局目は2筋を絡めた攻めがなんとかうまくいったような感じ。これまで二枚落ちで2筋を攻めるというのは何度かアドバイス頂いたことはあったのですが、スピードが遅い気がして指すのにためらいがあったのですよね。しかし今回試してみたらやはり着実な攻めというのは指しやすいなあという気持ちになりました。自分の棋風に合っている。

 

2局目は序盤で7筋8筋を突破されて突然のピンチ。上手の金に銀をぶつけていく定跡をすっかり忘れていました。

なんとか立て直したものの、さあ攻めるぞというところで先生からの垂れ歩がほとんど必至みたいな手ということに指されてから気づきました。ああいう手が指せるの本当にすごい(語彙力)。おんなじ局面を持っても今の自分には指せないだろうなあ。

結局上手玉に詰みはなくそのまま負け。しかし良いものを見ました。感動すらある……。

将棋教室 2019-2

昨日は今年2度目の将棋教室でした。今回も大盛況だった〜。嬉しいな。

 

《今回の内容》

・講座 実戦棋譜からの終盤の寄せ

この日の前に今年初対局だった先生の実戦から最終盤の寄せを。

普通詰みの場面では金と銀があったら先に銀を使ってトドメは金のことが多いですが、今回は金から使うと詰みがある局面。斜め後ろに下がれる特性は終盤では意識していきたいですね。

先生は今年の初対局で勝利!おめでとうございます。

 

指導対局 二枚落ち

序盤から中盤の入り口までは優勢に進められても中終盤でグダグダするいつものパターン。

歩の立つ筋に王手を決めて先着することの重要さを感じました……。

最後自陣攻められて詰むや詰まざるやの局面になってかなり怪しくなったのですが、なんとか勝たせていただきました。。。

感想戦ではプロっぽい手をばんばん教えていただいて「へえー!」ってなってばかりだったので、今回の対局はよく復習したいところです。

 

気づけば地元の町の将棋大会まであと1週間です。今回から駅前にできた新しい建物での対局なので楽しみです。

第31期竜王就位式

昨日は渋谷のセルリアンタワーで行われた竜王就位式に参加してきました。

 

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推挙状を授与された広瀬新竜王

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竜王戦各組優勝の先生方

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康光会長のご挨拶

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サッカー元日本代表の波戸さんからの祝辞も

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この茂本ヒデキチさんの墨絵アートがすごかった。その場で描いてるんですよこれ!

 

就位式って基本的におめでたい!しかないのでとても素敵な場ですね。今回の就位式は広瀬先生のお人柄らしく、とても温かな雰囲気の会でした。

竜王就位式はランキング戦各組優勝者の先生方もいらしているので、棋士の先生方も多く見えられていました。お話したり写真撮っていただいたり。

将棋仲間もたくさん来ており、楽しい時間を過ごすことができました。久しぶりに会えた方もいて嬉しかったな〜。

改めまして広瀬新竜王おめでとうございました!

将棋教室

土曜日は今年最初の将棋教室でした。

今年も先生方に癒されつつたくさん教わっていきたいと思います。

 

《今回の内容》

・講座(居飛車対向かい飛車)

新年初めての講座は、居飛車対向かい飛車の講座でした。相手が2五歩を早々に決めてきたときは、向かい飛車なかなか有力な作戦とのこと。

講座を見ていたら面白そうだったので、早速将棋ウォーズで何局か指してみましたが、三間飛車とまた違う趣があって楽しいです。

 

指導対局(二枚落ち)

指導対局では二枚落ちを。途中までいい感じで指せていたのですが、下図の局面。上手5二玉としたところ。

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ここで▲4四飛としてしまいました。最善手は▲4四角。

▲4四飛指してから△同金▲同角の後に王手角取りの筋があることに気づいてギャーとなってしまったのですが、それでも先の△同金のあと▲5三金の王手を決めてしまえばよいということ。(角を取られてもその後の▲4三金打が詰めろ龍取りになるとのこと。ナルホド。)

本譜は▲4四飛△同金▲4五歩と進み、最後は詰めろに気づかず必至かけたところで詰まされてしまいました。。。

 

今年もやっぱり課題は終盤になりそうです。もうちょっと読みを深める訓練をしたいなー。

しかし年の初めのお教室楽しかった!今年も楽しく指していきたいです。