ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

はじめてのクイズ大会

だいぶ久しぶりにブログを書きます。前の記事を見たらもう3年以上前……!?

単純に筆不精なだけで、コロナ禍に突入してからも将棋は相変わらずマイペースで続けています。毎日プロの先生方の棋譜チェックしたり大盤解説行ったり指導対局行ったり将棋仲間と大会に出たり練習会して楽しむ日々。

この3年間で観る方も指す方もだいぶオンライン化が進みましたよね。家にいながらにして解説つき棋戦見られたり指導対局受けられたりするのが結構当たり前になってきたのはとても嬉しくてありがたい!

とは言えやっぱりリアルの空気感が大好きなんだよなあ~。そんなリアルの将棋イベントは藤井五冠の活躍による将棋ファンの増加+コロナによる会場人数制限などで今や簡単にひょいっと行ける感じでもなくなっていますね。単純に情報が以前より多くなっていて追いきれないというのもあるのですが、気付いたときには大盤解説会の申し込みが締め切られている、なんてことも結構ある気がする。リアルイベント増えてきたからマメにチェックしてまたあちこち参加していきたいです。

 

さて、今日はちょっと将棋の話ではなくクイズ大会の話を。ここ1年くらいでクイズが好きになり、今日初めてクイズ大会に出てきたので記念に備忘録として残しておこうと思います。こういうの後から読むとおもしろいんだよなー。

 

将棋のときは始めて割とすぐに深く考えずアマチュア女王戦に申し込んだんですけど、歳を重ねて慎重になったのか臆病になったのか、今回はあれこれ調べてから申し込みました。。。将棋のときも今回もアマチュア15級相当ということに変わりはないのですが。

なんと毎週のように有志の方々がクイズ大会を開いているんですよね。これはすごい文化。この「一心精進」というサイトにクイズ大会のスケジュールとかがまとまって載っています。管理人の方のご厚意で成り立っているんだろうか。すごい。「クイズ大会参加ガイド」というページを30回ぐらい読みました。

quiz-schedule.info

 

こちらのサイトで半年くらいの間、自分が出られる大会ないかな~とちょこちょこチェック。しかしクイズ大会、初心者向けってほとんどなさそうだったんですよね。自分が観測した範囲だとおそらくトッププレイヤーも初心者も同じレギュレーションで同じ土俵で戦う。とはいえ別に初心者がそういう大会に出るのも禁止されているわけではなさそう……(この辺何か暗黙のルールみたいなのがあったら知らなくて申し訳ないのですが。問題がありそうだったら教えていただきたい。。)。定員いっぱいになってない大会だったら枯れ木も山の賑わいで出てみてもよいのでは?と探索を続けました。

 

そして今回参加してきたのは「Q&A -Quartet & Act」というクイズ大会!定員200名。

quiz-schedule.info

quartetandact.hatenablog.com

 

今朝はなんか久しぶりにめちゃくちゃ緊張しました。緊張しすぎて浦野先生の5手詰ハンドブック持っていっちゃった。。。大会の緊張を紛らわすのはやはり詰将棋。。。

会場は葛西区民館。どうやらクイズ大会は葛西とかこの付近で行われることが多いようです。理由は分からなかったのですが。


余裕を持って駅についたはずなのに散々道に迷って大会開始11時の5分前に会場に着いて慌てて受付。参加費(社会人は1000円)を支払って1ラウンドと敗者復活戦で使う解答用紙を受け取ります。

ホールに入るとステージの上にテーブルと早押し機が並んでいる!クイズ大会だ!それだけでワクワクするのですが感動する間もなく問題用紙が配られて1ラウンド開始。壇上こんな感じだよっていう写真撮ればよかったなあ〜。調べた感じだと今回のように定員200人規模とかの大きな大会はだいたい1ラウンド目が筆記で予選は100名弱(今回は82名)くらいが通過というのが多いようです。そうそう、筆記試験ですがホールの席で解答するのでクイズ大会って持ち物にバインダーがあるんですよね。前の日に家の中を漁ってみつけたバインダーを持っていきました。

ツイッターでも少し触れましたが将棋で言うとタイトル保持者とかのトッププレイヤーの方々と私のような15級相当の者がみんな一斉に詰将棋回答選手権に参加する感じ。まあさすがにこれを突破するのは無理なのでがんばって埋められるだけ埋めました。

今回は100問25分!筆記が終了するとみんなで拍手する文化があるんですね。ナイスファイトって感じで明るい気持ちになる。そしてお昼休み中に200人弱の採点作業が入ります。スタッフの方々大変だー。

お昼休み中に解答が出たので自己採点してみたのですがおそらく100点中30点くらいかな。。。でも最悪1問も分からなかったらどうしようと思っていたので分かる問題ちょっとでもあってよかったー!しかし私のこのへなちょこ解答もスタッフの方々採点されたのかな。もしされていたら申し訳ない気持ち。。。

 

午後は予選通過した皆さんによる早押しクイズ!つよつよプレイヤーの皆さんの早押しを見られるということでワクワク!なぜそんなところで分かるのか……?という早押しやなぜそんなことを知っているのか……?という知識の連続でした。とは言え自分も全然分からない問題ばかりではなかったのでよかったです。上のサイトに問題難易度はやや易〜やや難と書いてありました。「角換わり」が答えになる将棋の問題も出ていたり。親の顔より見た角換わりじゃん!

あと壇上の画面表示がすごい。クイズ番組みたいでとても分かりやすい!おそらくマクロを組んでいるんですね。将棋でも団体戦の集計とかスイス式の計算とかPC持ち込んで計算して表示してあったりすると嬉しいかもしれない。

2ラウンド、3ラウンドと徐々に人数が減っていき、敗者復活戦。それまで敗退した人が全員参加で2問間違えた段階で脱落、っていう形式だったんですけど早々に脱落しました。不正がないように近くの人と書いた答えを見せあうのですが、銃器と重機を勘違いして問題の意味を把握できなかったトンチキ解答とか見せるの微妙に恥ずかしかったな。。。まあ15級だししゃーなし。

準決勝や決勝戦などはとても熱かったですねー。決勝では意気込みコメントなどもあって見ていてぐっと力が入ってしまった。大会は大学の同期4名の方々が主催されていたようなのですが、問題の準備をして、会場の手配をして、当日の運営をして、と少人数で大変だったろうなあ。本当にお疲れ様でした。自分がつくった問題をあんな風にかっこよく答えてもらえるのめっちゃ楽しいだろうなあー。ここ1年、ニコ生でラジオ職人みたいな感じでクイズの問題をつくって送っているので採用されて読まれて答えてもらえる楽しさをひしひしと感じているので。

クイズの問題の良し悪しってまだよく分からないのですが、今回の問題は筆記で解くのも壇上で解答されているのを聞くのもとても楽しかった!この楽しさをうまく言語化できないのですが、とりあえずもう何回か今日の問題を見直したい!大会だと「記録集」という問題集が出ることが多いようなのですが、この大会のも出るのかな?出たら購入しよう~。

 

というわけで思い切って大会に出てみてよかったです。よい1日だったな!思いつくままにばーっと書いてしまった。筆記試験を実際に解くのもリアルで1日クイズ観戦するのも初めてでまだ興奮冷めやらぬ感じ。スタッフの皆さま楽しい大会をありがとうございました。

なんとなく今の自分の実力とクイズ大会の雰囲気が分かったのでまたひっそりと参加してみよう。次もがんばります。