ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

第74期A級順位戦 最終局 大盤解説会

先月の28日土曜日、将棋会館で行われたA級順位戦の最終局の大盤解説会に行ってきました。
いわゆる「将棋界の一番長い日」です!
一年かけて行われてきた順位戦A級の最終一斉対局、行くのは初めてだったので楽しみでした。

この日は会社のジョギング大会とかで10キロ走ってからの観戦。
ぐったりしてヒョロヒョロと将棋会館に向かう道中「せっかくの解説中に寝てしまったりなんかしたらどうしよう……」
と心配でしたが、結果的に全っ然眠くなどなりませんでした!
19時からの道場の解説会では、木村一基八段、鈴木大介八段、阿久津主税八段、山口恵梨子女流初段と錚々たるメンバーが
代わる代わる一斉大局5局ぶんの解説をしてくださいました。
道場で見ていたけれどものすごい熱気だったな〜。

結果は佐藤天彦八段が名人に挑戦!
そして郷田王将と久保九段が残念ながら降級となりました……。
終局後は渡辺竜王佐藤康光九段、屋敷九段が会場を訪れてくださったり!なんというサービス!

全5局、どれも熱戦でした。
こんな濃密な対局をリアルタイムで5局も解説していただくなんて……。
これもしかしたらちょっと棋力上がったんじゃない?(気のせい)
とにかくぎゅぎゅっと濃い解説会でした。また来年も来たいなあ。

ちょっと日にちが経っていて、この記事書いているのは実は一週間後だったりするのでだいぶ落ち着いていますが、
当日はもう血が沸騰するように興奮していた記憶。
郷田先生と久保先生の降級が決まったことに、思ったよりずっと気持ちが沈みました。。。
いや、代わりに誰が降級しても沈んでたと思うのですけれども。

終わった後は始発電車を待つべく、観戦をご一緒した方と朝までお酒を飲みました。
いやー延々と将棋の話だけで朝まで過ごせるものなんですね笑。
明け方はだいぶ意識が朦朧としていましたが楽しい時間でした!ありがとうございます〜。

将棋界の一番長い日は「一番長い日」というネーミングがしっくりきすぎますね。
いろんな思いを朝日に溶かし込みつつ始発電車に揺られて帰った日でした。