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ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

第27回 社会人将棋団体リーグ戦 1日目

日曜日は社会人将棋団体リーグ戦、通称「社団戦」に出場してきました!
こちらは以前練習会のときのブログでも書きましたが、1チーム7名、最大規模の将棋の団体戦で、なんと参加者は1000人を超えるそうです。すごい!

会場は浅草の産業貿易センター。雷門とかの本当にすぐ近く。
こんなところで将棋を指す人が1000人も集まるのか……。
会場に入ると壮観!今回は2フロアに分かれての大会ということでしたが盤駒がずらりと。
1日に4回戦が行われます。
将棋仲間の皆さんもチラホラ。緊張していましたが知っている方に会うと安心する〜。

開会式では諸司先生、中倉先生のご挨拶があっていよいよ対局開始です。

さて社団戦、持ち時間は30分、切れたら一手30秒と、普段私が指している将棋よりだいぶ長いのです。
だいぶ長いとは言っても基本長考派の自分はあっという間に使い切ってしまうのですが。。。
(何度か30分の練習したけれどだいたい秒読みになった)
ただやっぱり長い時間だと普段読まない手も読むことができるので単純に楽しい!
この時間に慣れてしまうと早指しがさらにきつくなるな〜。

以下今回の結果。

1局目:相振り飛車 ▲(私)三間飛車美濃―△中飛車美濃 ●
2局目:相振り飛車 ▲(私)向かい飛車右矢倉―△三間飛車美濃 ●
3局目:相振り飛車 ▲向かい飛車右矢倉―△(私)三間飛車美濃 ○

ザ・相振りデーでした。
今回も団体戦ということで、対抗形の居飛車急戦はお休みして指しなれた振り飛車で、と思ったら
すべて相振り飛車になるとは!それはそれでびっくりです。

特に2局目と3局目は今思うと同じ戦形の先後逆を持ったんですね。
この先手向かい飛車と後手三間飛車の相振りは、私はどちらを持って指すのも好きで、
イメージはなんとなく「三間飛車のすばやい攻めvs向かい飛車の手厚い受け」という感じです。

三間飛車側を持ったらカンタンに美濃の3九玉型に囲って端を狙って矢倉が組みあがる前にどんどん攻めていく、
向かい飛車側を持ったら三間飛車側の攻めをしのぎつつ矢倉に組みつつ、金銀をドンドコ盛り上がっていって
隙を見て反撃するという風に指しています。
(定跡とかがぜんぜん違っていたらどうしよう)
そういえば先日叡王戦の六段予選で金井先生も宮田先生を相手にこの戦形指されてましたね〜。
あちらは宮田先生の端攻めがきれいに決まった感じでしたが。

対局振り返り。

1局目の負けは相手の方の中飛車
序盤で猛攻をまともにくらってしまい、なんとか受けきったものの、駒を渡すとこちらが詰まされるという
制限のかかった中でうまく攻めきれず、最後きっちり切り返されて負け。序盤のダメージがでかすぎました。
「受けきる」というのにも段階があるんだなあと思い知った一局でした。。。

感想戦では中盤にこちらが優勢を築ける一手があったようで悔しかった〜。
(しかもそんなに難しい手ではないだけに)
時間はたっぷりあったのだから盤面を広く見ないといけませんね。

2局目は相手の方の三間飛車の速攻がばっちり決まりました。惚れ惚れするような攻めでした。
最後はただひたすら詰めろ外しの作業をするとか。。。
ひどい粘り方をしてしまいまして申し訳ございませんでした。。。

感想戦では角の押さえ込みの筋を教えてもらいました。
へえ〜、むしろ自分が三間飛車側持つときは気をつけよう。勉強になった!

そして3局目ですがなんと初白星!
序盤思い切って角銀交換をしつつの攻めが大して実らず、さらに銀損までして劣勢だったのですが、
中盤で飛車をぶつける手が見えて、交換になったらたまたま自陣の陣形が引き締まって勝負になりました。

最後一手詰めを三手詰めにしてしまうとかいう締まりのない勝利でしたが(だから詰将棋をやろう)、
社団戦で初勝利をあげることができました〜。びっくり。
チームメイトの応援もめちゃめちゃ嬉しかったです!

途中もう心の中では「正解がわからない……勝てるかもしれないけど手が見えない……泣きたい……」と悲鳴を上げていたので
終わったときは嬉しいというより、やっと終わった……!という思い。
時間差も6分くらいついていて私だけ秒読みだったこともあり。。。
自分のこれまでの将棋人生の中でいちばん振り絞った対局だったと思います。出し切りました〜。

そして今回の勝利は普段だったら絶対勝てないような強さの方だったようで、周りの方もびっくりでした。
以前ブログの中で「最近ものすごい格上の方にごくたまに勝てることがある(一方で自分より下の級の方にもぽろりと負ける)」
と書きましたが、今回理由がちょっとだけ分かったような。

おそらく「たまたま中終盤で駒がよい配置だった場合、それを活かすことはできる」のだと思いました。
だいたい負けるときって駒の配置がよくなくて(なぜか自分の歩により大駒が止まっていたりする)、
自分の駒が働かないまま攻めつぶされてしまうんですよね〜。
ところが中終盤でたまたま駒がのびのびと良いところにいると、それを繋ぎ合わせて良い手を指す、ということはできるようになってきたのかと思われます。
「気づいたら駒がよい配置or悪い配置になっていた」ということが多いのですが、これを意識してはじめからよい配置にしていくことができれば……!

今までってひとまず指したい手を指していましたが、これからは「この駒は将来(10手くらい後)どこにいるんだろう?」
ということをぼんやりとでも良いので考えながら一手一手指していきたいと思います。

というわけで社団戦デビューは楽しく指すことができました!
いやー社団戦、熱い大会ですね……!
抜け番のときにチームメイトのみなさんの将棋を応援していたのですが、一局ものすごく泣ける将棋が!
書くと長くなりそうなので割愛しますが、将棋を見て泣くのなんてついこの間初めてだったのに(棋王戦の渡辺―天彦戦)
まさかまたこんなすぐに泣くとは……!

この対局に限らず、チームメイトが勝利するたび嬉しかったです。
私は中高と運動部だったのですが……なんかこう……!懐かしい熱さが……!
打ち上げも楽しく参加させていただきました。
なんだか他の大会とはまた違った性質の大会ですね〜。
これがあと何ヶ月も続くのかー!体力をつけておかねば。
また来月も楽しく指せるよう、力をつけていきたいと思います。