ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

将棋はじめてシリーズ7・はじめての将棋道場

ひとりの社会人が将棋好きになり、道場にまで通うようになる過程についてまとめた「将棋はじめてシリーズ」です。

1・はじめての将棋ウォーズ
2・はじめての職場対局
3・はじめての中継観戦
4・はじめての将棋イベント
5・はじめての将棋教室
6・はじめての将棋大会

の続きです。最後の今回は「はじめての将棋道場」についてです。


7.初めての将棋道場
大会が終わってすっかり将棋にはまった私は、いよいよ道場デビューをしようと決意します。去年の3月の終わり頃でした。

道場に行きたかったのは単純にもっと人と指したかったのと(実戦大好き)、あと自分の級がどのくらいなのかを知りたかったので。
今後大会に出たかったり、指導対局を受けたりしたいと思ったときに、自分の棋力の目安を知っておけば出場クラスや手合いを決めたりするのに役立つだろうと思ったのでした。
逆に知らないと今後困るのではないかと思っていましたが、今思えばそんなこともないと思います。

しかし当時の私にとって道場は 将棋ウォーズ=職場対局>>>教室=イベント>大会>>>>>>>>道場 くらいのハードル差がありました。。。
人と指してみたい!と言いつつも、やはり道場は敷居が高かったのです。

だってそもそも「道場」という名前が!(強そう)
強者が日々しのぎを削る場所なのではないか……そんなところに行ったらボコボコにされそうだし……。
いやボコボコにされるのは構わないんだけど、弱すぎて迷惑とかだったりしないのだろうか。。。
と不安だったのですが、もちろんそんなことはなく、ネットであれこれ調べてみるとルールさえちゃんと知っていれば大丈夫そうでした。

道場と言ってもいろいろあるのですが、たくさん人がいそうで行きやすそうだったのは総本山の将棋会館
道場のホームページをまじまじと穴があくほど見て(多分20回くらいアクセスした)、いざ将棋会館へ!

ちなみにホームページはこちら。
東京将棋会館道場ホームページ

行ったことないけど関西の将棋会館の道場。行ってみたい。
関西将棋会館道場ご案内

将棋会館はそれまでも1階の売店までは来たことがあったんですよね。しかし道場のある2階へ行くのはなかなか勇気が必要で
1階の売店を眺める→2階へ上がる→降りてきて売店を眺める→2階へ上がる を3回ほど繰り返したでしょうか(不審者)。
その後ようやく覚悟を決めてえいやーと道場に入りました。

手合い係の方に初めて来た旨を伝えて手合いカードに名前を記入。
「棋力はどのくらいですか?」と聞かれて「将棋ウォーズで4級」と伝えるとあっという間に8級の男の子と手合いがつきました。
ひえーもう指すの!?と戸惑う間もなく対局。そして負け。
続いて11級の子と指してこちらも負け、3戦目に14級の子と指して初めて道場での勝利を収めました。
最後はなんか怪しい感じで勝ったのを憶えています。当時(今もだけど)1手詰め余裕で見逃してるからな。。。

こんな感じで道場で既に級を持っている人と指して級位が認定されるんですね。
しかし結局この日は3局指してもうへろへろになって帰ることに。級の認定は次回になりました。
でもすごい!人と指せた!しかも子ども!普段だったら絶対指せない!めっちゃ楽しかった!!
となって、道場通いを始めるようになるのでした。
あれからもうすぐ1年とは早いものですね〜。今でもやっぱり盤駒を使った実戦が一番大好きなので、これからも通っていくことと思います。

私は道場は将棋会館の道場と新宿将棋センター、あと練習将棋を指しに御徒町将棋センターと川崎の道場くらいしか行ったことがないのですが、
どこも優しく迎えてくださいました。
ただ御徒町と川崎は練習将棋を指しに行っただけなので、もしかしたら普通に指しに行ったら棋力が足りなくて手合いつかないかな?(レベルが高いという噂)

そういう意味では千駄ヶ谷は土日だと初級者から有段者まで幅広くたくさんの人が来るので、どんな棋力でもどんどん手合いがつくのがよいところです。
初めて行くにはオススメかと思います。売店を眺めるのも楽しい。
総本山なだけあって、ここで対局をされている棋士の先生がおもむろに現れたりしてひょえーとなったりするところもステキなところです。
将棋好きなら行って楽しい場所だと思うので、ぜひ一度足を運んでみてください〜。


というわけで7回に渡ってはじめてシリーズを書いてみました!
もし「道場とか教室とかイベントとか行ってみたいけど、この辺がもっと知りたい!」などありましたら、
私の短い将棋生活の中で分かる範囲でならお答えできるかと思いますので、お気軽に聞いていただければと思います。