ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

2015年12月のテーマ/三間飛車(コーヤン流)

今月の月間定跡探訪は四間飛車の急戦を勉強しなおしてみました。
主に以前読んだ藤井先生の「指しこなす本1」を読み直すというかんじ。
今年の春に一度読んだ本だったのですけれど、今月読んでみたらぜんぜん理解度が違いました!
どうやら棋力が少し上がって棋書が読めるようになっているようです。

四間飛車は初心者向けと思って3月頃から今まで指してきたのですけれど、実はちゃんと定跡の勉強しないと指すの難しいですよね。。。(今頃になって気づく)
とりあえず最序盤は相手が何をしてこようと角道止めて、飛車を四間に振って、美濃囲いに囲えば良いので、分かりやすさという意味で初心者向けということなのかな。
ただそこまで進んだ後なのですが、「飛車を捌いて美濃の堅さで勝負」という目的はぼんやりとは分かるにしても、
じゃあ実際にどういう手を指せば有利に進めていけるか(不利にならないか)というのが難しいと思いました。

たとえば棒銀が出てきた局面で、四間飛車側は飛車を7筋に回るのが定跡なのですが、定跡を勉強しなくても
7筋に飛車を回れる筋の良い感覚を持つひとにはいいと思うんですよね、四間飛車。。。
少なくとも私は勉強するまでは飛車を7筋に回ろうなぞとはまったく考えられず、これ以外にも「知らないと指せない手」が多いように感じました。。。
とか言いつつ他の戦法を勉強しても、やっぱり知らないと指せないという感じなのかな〜。
基本的に実戦大好きなので、道場や練習会で棒銀や矢倉引き角に何度もボコボコにされてちょっとずつ定跡を憶えていきました。

しかし分かってくるとうまく捌けたときのすっきり感が楽しい!
というわけで少し理解が進んできたので、四間飛車はこれからもエース戦法としてお世話になりそうです。

そうそう、YouTube日本将棋連盟公式チャンネルでは、先月〜今月にかけて矢倉の講座が配信されていたんですが、
今月の途中から四間飛車の講座が始まったんですよね〜。こちらも見ていました。
先月の矢倉に続いて勉強している戦型が放送されてうれしかったです。

四間飛車初級編1


次は何をやるんだろう〜。個人的には角がわりとか見てみたいなあ。
まだ少し四間飛車が続くようなので引き続き見ていきたいと思います。


さて、今年最後の12月ですが、三間飛車(コーヤン流)を勉強します!
以前にも触れたのですが、コーヤン先生が好きで中田功先生の「コーヤン流三間飛車の極意」の急戦編、持久戦編を持っているのですが、
例によってほとんど読めずに本棚に鎮座していたので。。。
今アマゾンの購入履歴を見たらこの本を買ったのは半年前でした。なんという身の程知らずな。
半年前というと連盟道場で11級から10級に上がった頃でしょうか。
今も9級なので大して変わらないといえば変わらないのですが、たぶん少しは読めるようになっているはず!

あとは四間飛車を指していて、飛車を三間に回る局面ってとても多くて、ならば最初から三間飛車を指すというのはどうなんだろう?
というのもあって勉強してみたくなりました。(4→3戦法というのもあるようですし)

コーヤン先生好きだと言いつつ「中田功XP」が何であるかを正確に知らなかったりするんですよね(ひどい)。
穴熊で端攻め含みの三間飛車が中田功XP?
などなどよく分からないことだらけなので、今月はコーヤン流にどっぷり漬かってみたいと思います。