第5期リコー杯女流王座戦 第1局 大盤解説会
加藤桃子女流王座に伊藤沙恵女流二段が挑戦する、女流王座戦の第一局が
仙台で行われたので行ってきました!
先々週の王座戦(羽生―佐藤天戦)第四局の会場は地下鉄とタクシーを乗り継いでいかなければ
ならなかったのですが、今回は職場から自転車で余裕の会場入りです。
会場は「ホテルメトロポリタン仙台」という駅直結のホテル。
ホテルに入ってそういえば友人の結婚式で来たことがあるなあとキョロキョロ。
11時前くらいについたのですが、会場のある4階に上がると既に大盤解説が始まっていました。
大盤開設会場に飾ってあったタペストリー。ほしい
会場が小さめなので大盤が近くてよく見えました〜。
私が到着したときの解説は中村太地六段と、聞き手に山口女流初段。
まだ序盤で矢倉の将棋でした!最近矢倉を勉強していたので嬉しかったです!
戦型は矢倉
解説は中村太地六段。先日は王座戦第四局でも仙台にいらしてくださいましたね〜
聞き手は山口恵梨子女流初段。笑顔がすてき
大盤解説会は現地ならではのいろいろなお話が聞けるのが良いですよね。
太地先生と山口先生の前日のおやつの下見のお話や、新幹線での過ごし方などのお話が聞けました。
少しすると太地先生が休憩へ、立ち会いの森下九段が解説会場に!
森下九段が来てくださいました!
森下先生は雪駄を忘れてしまったそうで「スリッパだと格好がつかないものですから」とスーツに着替えてのご登場。
スリッパでもよいので和服でいらしてほしかった和服棋士大好き人間なのですが、
森下先生は何事もきちんとされている印象なので、やはりそうもいかないものなのでしょうか。
和服姿の森下先生見たかった〜。
いろんなお話を聞かせてくださる森下先生
聞き手は引き続き山口女流初段
森下先生も解説中におもしろいお話をたくさんされていました。
特に暗記についてのお話は心に残りました。。。
単に暗記するの苦手だけど、やっぱり暗記することで分かってくる事ってありますよね−。
定跡の勉強もがんばろー。
今度は山口先生が休憩して、ふたたび太地先生が登場。
今度は森下九段と中村六段のコンビ
森下先生
太地先生
このあたりでなんと先手の伊藤女流二段が守り駒で相手の攻め駒を攻める展開。
森下先生曰く、伊藤女流の受け将棋は森下先生のような受けではなく
木村一基先生のような受けとのこと。
伊藤女流二段の▲6四歩という積極的な手のところで昼食休憩に。
これは強い手!という森下先生の驚きの声が。
ここで次の一手が出題され、私は森下先生の予想手の△8二角で提出。
お昼休憩後ですが、 山口恵梨子女流初段の指導対局の抽選に申し込んだら当選しました!
それから次の一手が当たって(森下先生ありがとうございます)、浦野先生のサイン本を
頂くという幸運も!
(また次の記事で書きたいと思います)
午後の指導対局を受けて戻ってくると、観戦記担当の野月七段も解説会場へ来てくださっていました!
森下先生と野月先生の解説
ここでの話題は奨励会員の食べるお菓子についてや、将棋会館のこどもスクールのことなどなど。
こどもスクール、たくさんの棋士・女流棋士が卒業しているんですね〜。
野月七段の修業時代のお話が印象的でした
最終盤では飯野女流一級の聞き手も見ることができました。
飯野女流1級が携帯で棋譜チェックしながら聞き手
今回は特に中継映像がなかったので解説・聞き手の先生が棋譜を携帯でチェックしながらの
進行だったのですが、便利な時代になりましたね〜、とのこと。
昔は現地と解説会場が離れているときなど、棋譜を足や自転車で運んだりしたそうですね。。。
さて、将棋は先手の伊藤女流二段が良いと見られていたのですが、終盤の入り口あたりで
伊藤女流の攻めを粘って受け続けた加藤女流王座が、最後しっかりと詰めろをかけて
第一局を制しました。
終局後は両対局者が大盤解説会場へ来てくださいました!
第一局を制した加藤女流王座と伊藤女流二段
お二人ともお着物きれいだった〜。
感想戦では小さい頃から親交があるお二人らしく、あれこれ感想が取り交わされていました。
中村六段を交えて感想戦
中終盤にかけての局面が検討されてました
お互いの持ち味が出る良い将棋だったという太地先生のまとめで終了!
初戦から熱戦で手に汗握る展開でした。
伊藤女流二段の将棋が独創的というお話を聞いていて、今回初めてじっくり観戦したのですが確かに!
そしてそれをしっかり受け止める加藤女流王座がお見事でした。おもしろかった〜。
次は静岡、加藤女流王座の地元での対局だそうです。こちらも楽しみです!
※もしも今回掲載した写真で何か問題等ございましたらお知らせいただければと思います。
仙台で行われたので行ってきました!
先々週の王座戦(羽生―佐藤天戦)第四局の会場は地下鉄とタクシーを乗り継いでいかなければ
ならなかったのですが、今回は職場から自転車で余裕の会場入りです。
会場は「ホテルメトロポリタン仙台」という駅直結のホテル。
ホテルに入ってそういえば友人の結婚式で来たことがあるなあとキョロキョロ。
11時前くらいについたのですが、会場のある4階に上がると既に大盤解説が始まっていました。
大盤開設会場に飾ってあったタペストリー。ほしい
会場が小さめなので大盤が近くてよく見えました〜。
私が到着したときの解説は中村太地六段と、聞き手に山口女流初段。
まだ序盤で矢倉の将棋でした!最近矢倉を勉強していたので嬉しかったです!
戦型は矢倉
解説は中村太地六段。先日は王座戦第四局でも仙台にいらしてくださいましたね〜
聞き手は山口恵梨子女流初段。笑顔がすてき
大盤解説会は現地ならではのいろいろなお話が聞けるのが良いですよね。
太地先生と山口先生の前日のおやつの下見のお話や、新幹線での過ごし方などのお話が聞けました。
少しすると太地先生が休憩へ、立ち会いの森下九段が解説会場に!
森下九段が来てくださいました!
森下先生は雪駄を忘れてしまったそうで「スリッパだと格好がつかないものですから」とスーツに着替えてのご登場。
スリッパでもよいので和服でいらしてほしかった和服棋士大好き人間なのですが、
森下先生は何事もきちんとされている印象なので、やはりそうもいかないものなのでしょうか。
和服姿の森下先生見たかった〜。
いろんなお話を聞かせてくださる森下先生
聞き手は引き続き山口女流初段
森下先生も解説中におもしろいお話をたくさんされていました。
特に暗記についてのお話は心に残りました。。。
単に暗記するの苦手だけど、やっぱり暗記することで分かってくる事ってありますよね−。
定跡の勉強もがんばろー。
今度は山口先生が休憩して、ふたたび太地先生が登場。
今度は森下九段と中村六段のコンビ
森下先生
太地先生
このあたりでなんと先手の伊藤女流二段が守り駒で相手の攻め駒を攻める展開。
森下先生曰く、伊藤女流の受け将棋は森下先生のような受けではなく
木村一基先生のような受けとのこと。
伊藤女流二段の▲6四歩という積極的な手のところで昼食休憩に。
これは強い手!という森下先生の驚きの声が。
ここで次の一手が出題され、私は森下先生の予想手の△8二角で提出。
お昼休憩後ですが、 山口恵梨子女流初段の指導対局の抽選に申し込んだら当選しました!
それから次の一手が当たって(森下先生ありがとうございます)、浦野先生のサイン本を
頂くという幸運も!
(また次の記事で書きたいと思います)
午後の指導対局を受けて戻ってくると、観戦記担当の野月七段も解説会場へ来てくださっていました!
森下先生と野月先生の解説
ここでの話題は奨励会員の食べるお菓子についてや、将棋会館のこどもスクールのことなどなど。
こどもスクール、たくさんの棋士・女流棋士が卒業しているんですね〜。
野月七段の修業時代のお話が印象的でした
最終盤では飯野女流一級の聞き手も見ることができました。
飯野女流1級が携帯で棋譜チェックしながら聞き手
今回は特に中継映像がなかったので解説・聞き手の先生が棋譜を携帯でチェックしながらの
進行だったのですが、便利な時代になりましたね〜、とのこと。
昔は現地と解説会場が離れているときなど、棋譜を足や自転車で運んだりしたそうですね。。。
さて、将棋は先手の伊藤女流二段が良いと見られていたのですが、終盤の入り口あたりで
伊藤女流の攻めを粘って受け続けた加藤女流王座が、最後しっかりと詰めろをかけて
第一局を制しました。
終局後は両対局者が大盤解説会場へ来てくださいました!
第一局を制した加藤女流王座と伊藤女流二段
お二人ともお着物きれいだった〜。
感想戦では小さい頃から親交があるお二人らしく、あれこれ感想が取り交わされていました。
中村六段を交えて感想戦
中終盤にかけての局面が検討されてました
お互いの持ち味が出る良い将棋だったという太地先生のまとめで終了!
初戦から熱戦で手に汗握る展開でした。
伊藤女流二段の将棋が独創的というお話を聞いていて、今回初めてじっくり観戦したのですが確かに!
そしてそれをしっかり受け止める加藤女流王座がお見事でした。おもしろかった〜。
次は静岡、加藤女流王座の地元での対局だそうです。こちらも楽しみです!
※もしも今回掲載した写真で何か問題等ございましたらお知らせいただければと思います。