ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

よくわかる矢倉

今月のテーマは矢倉ということで、先月の相振り飛車同様にざざざと一通り定跡を勉強してみよう
ということでこちらの本を読んでおります。

よくわかる矢倉 金井恒太(著)

いつも教室でお世話になっている金井先生の本です。
いろいろレビューなどを見ると、私のような低級位者には難しそうですが、矢倉の持久戦が
ひととおり載っているようで、今回勉強したいことにあっていそう!と読んでみています。

本の内容は全5章で下記のような構成。

第1章/加藤流
第2章/▲4六銀―▲3七桂型
第3章/森下システム
第4章/藤井流矢倉
第5章/実戦次の一手

今プロでも流行り?の藤井矢倉などまで載っています。
基本的には序盤〜中盤の入り口まででしょうか。ひとまずこれらをマスターすれば
矢倉の持久戦の序盤はひととおりさらえるということでいいのかな。
あと文章の言葉遣いの雰囲気がなんだかとっても金井先生で、教室で指導を受けている気分になります笑。

ひとまず並べつつ読んでみているのですが、こ、細かい!
矢倉の細かさ、うわさには聞いていましたが、駒の位置がちょっと違うだけでぜんぜん戦局が変わるんですね〜。
端を突く/突かないとか、銀の上がる場所、角の出る場所とか……。
1つの章の中で分岐も変化ももりだくさん。

今回の狙いはとりあえず並べてみて、「へー矢倉ってこういう手があるんだ〜」というのを
大雑把に把握することなので、詳細は……今は……分からなくてもいいや……。
「良い手は指が覚えている」って郷田王将も3月のライオンのポスターで言っているから!
とりあえず指になじませるのが重要!(ひどい開き直り)
というわけで本の理解度は50%くらいでしょうか。もっと低いかも。

そういえば今回相矢倉を並べて思ったんですけど、棋書を並べるときって
ひふみんアイ(先後逆向き)も並べないと私にはちょっと後手の手がきちんと分からない
気がしました。。。
今までは振り飛車駒落ちの定跡の勉強で、あまり相手側の手は指さない前提で並べていたのですが。
今月もし余力があればどこかひとつの章だけでもひふみんアイで並べようかな〜。大変そうだけど。

いやーでも「とりあえず概要が分かればよい」と言いつつも、これ読むと指してみたくなる!矢倉楽しそう!
振り飛車と違って、矢倉って相手も矢倉にしようとしてくれないと相矢倉にならないんですよね。。。
せっかく本読んだのでちょっと指してみたいよー。矢倉ー。
もしどこかで機会があれば指してみたいと思います。