ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

将棋教室・12

シルバーウィークに入って、将棋を指す予定がいくつかあるのがうれしい限りです。
いちばんの目標は22日の大会でしょうか。楽しんで指したいと思います。


《本日の内容》

指導対局(四枚落ち)
今回はじっくりと四枚落ち一局を指してきました。
金井先生とは初めての二歩突っ切り定跡で挑みます。

4筋3筋の歩を伸ばしてせっせとカニ囲いに囲っていると、「お、新しい指し方を勉強されたんですね」との
先生のお言葉。
いつも思うのですが棋士の先生の記憶力って本当にすごいですよね。
なぜ一月も前の、しかも公式戦でも研究会でもない教室の一生徒との対局の戦型を憶えているんだろう。。。
憶えておいていただけるのはとても嬉しいです!

陣形を整えていよいよ開戦。今回はあらかじめ5六歩も突いたし、6筋の歩も突き捨てて角道も通ってるし
よっしゃーいくぞー!と攻めてみましたが……。
あれ?先生の2二にいた銀がいつの間にか戻ってきて守備に間に合ってる。。。突破できない。。。
もたもたと攻めているうちに飛車を追われて攻められる展開に。

うーんうーん、やっぱりまだまだ二枚落ち定跡は難しいです。
特に中盤以降は指す手の選択肢が棒銀に比べて広い!と思う。

ある局面でどの手を指そうか長時間やたらと悩んでいると
先生「今どんな手を指そうと考えてますか?」
私「これかこれかこれかこれと思っています(4択くらい)」
先生「あーその中に正解がありますね。今は自陣への桂打ちが嫌な局面なので、これとこれ以外にしましょう」
と、まるでミリオネアのフィフティフィフティみたいな優しいヒントをいただいて指し進めていく感じです。

何度か手を戻させていただいて、最後なんとか詰まさせていただきましたが今回も難しかったー!
そういえば最後三手詰めを間違えて軽く事件を起こしました。寄せは丁寧に!

今回いただいたアドバイスで特に印象に残ったのは、開戦のときに6筋の歩を突き捨てたのですが
そうすると自陣上部がすかすかになって、桂交換をしたときにカニ囲いの金の両取りを狙われる筋が
できてしまうので、先に銀を立っておくのを憶えておくといいですよ、ということでしょうか。
先崎先生の本にも銀を上がった形が好形になると書いてありましたね〜。

棒銀は▲1二歩打ちからの▲2三銀成が決まれば(しかも先生方は優しいのでだいたい決めさせてくれる)
あとは六枚落ちと同じように駒を交換しながら寄せをがんばる、という感じなのですが
二歩突っ切り定跡はちゃんと盤面全体を使って考えないといけない感じがします。ものすごく楽しいです!

やっぱりまだまだ定跡の一手一手の意味がわかってないんだろうな〜。
すばらしい定跡だということなので、せっかくだからちゃんと分かるまで指してみたいところ。
繰り返すうちに「そうだったのかー!」となるときが来ると思うので気長に待ちたいと思います。。。