ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

第47期 女流アマ名人戦(指導対局とか)

先週末は女流アマ名人戦に出場してきました!
こちらの大会では、対局のほかにも豪華ゲスト棋士の皆さんによる指導対局
空クジなしの抽選会もあったのでご紹介したいと思います。
(大会本編はこちら。)


指導対局
私の出場したC1クラスは午前中3局、午後1局で早めに終了したので、指導対局に申し込んでみました!

こちらは屋敷九段、佐藤和俊六段、中村太地六段、高橋和女流三段による指導対局
受付番号順に、終了したところから振り分けるというかんじ。
ウキウキ名前を記入して受け付けを済ませて待っていると名前を呼ばれ、
私は屋敷先生に教えていただくことになりました!
緊張していたのですが屋敷先生のにこにことした笑顔で和んで対局開始。

というわけで四枚落ちでの指導対局。最近始めた二歩突っ切り定跡で挑みます。
やっぱり二歩突っ切り定跡はまだまだ指しこなしが難しい。。。
今回は5五の歩で角道を止められてしまって、角を攻められる展開に。
やっぱり5六歩は早めに上がっておいたほうがよかったとのこと。

それからカニ囲いで戦っていると、桂馬を交換するとき角と銀の両取りがあるので
気をつけなければいけません。これはどうすればよいのか。
矢倉っぽく銀を上がって囲ってしまうのがいいのでしょうか。模索していきたいと思います。

なんとか銀を犠牲に飛車を1筋に回って龍をつくることができましたが、
先生のすばやい攻めによって王様をつまされてしまいました。投了。

今回新しく教えていただいて「なるほど!」と思ったのが「相手の駒をおさえる」という感覚。
今まで無意識に「相手の打ちたいところに打つ」と思っていた歩ですが「おさえる」という
感覚にするとまたちょっと違ってとても大事に思えました。
これ絶対いままでおざなりになっていたところだと思う。

結構将棋ってこういう感覚的なところを理解するのって重要ですよね。
理系っぽい考え(手順がこうなってこーであーで、みたいな)も大事ですけど、
図形的(絵的)に盤面をとらえるとか、感覚的にこれは筋が良い手、みたいなのの判断ができる人が
実は将棋が強いのではと最近思ってみたり。
自分の周りで将棋を指す人には芸術的な物事に長けている人が多いので(音楽とか文章とか絵とか)、
よけいにそう思ってしまう。。。

少し話はそれましたが、屋敷先生は指し手はびしっと指導は優しく、とても素敵な先生でした!
指導対局を受けるとその先生が好きになってしまう現象に名前をつけたい。

それから私は参加できませんでしたが、指導対局の横では速読の体験コーナーもありました。
中村太地先生もツイッターでつぶやいていましたが、あれ結構おもしろそうだったなあ。
来年もあるのでしょうか。あったら挑戦してみたいです。


●抽選会
こちらはお昼休み明けに行われました空クジなしの抽選会!
こんな企画もあるんですね〜。

だいたい会場の半分の方に何らかの賞品があたって、外れた方にも残念賞が。
憶えている賞品の内容は
・大山名人もなか
マクドナルドのハンバーガー券
・激指
・スクラッチ(宝くじ)
・天童の駒に好きな名前が入れられるやつ
棋士の先生のサイン色紙
・温泉旅行チケット
・ディズニーランドチケット

他にもあった気がしましたが、こんな感じだったでしょうか。豪華。
ちなみに私はスクラッチ5枚セットが当たりました。
最高賞金3000万円が当たるという!うおおこれで盛上駒と足つきの盤を買うぞ!と
張り切って削りましたがすべて外れ。残念。

それでですね、上記賞品が当たらなかった方向けの残念賞が棋士の先生方の写真の
ポストカードセット?でした。将棋年鑑についてくるやつでしょうか。違うかなあ。
とにかく残念賞がポストカードだったのです。ぜんぜん残念じゃない!
クラッチが外れたこともあって、そっちの方がよかったです(笑)。

あと参加賞としてカゴメのジュース×2、お塩などをいただきました。
うーんなんという豪華な。女性向け大会は参加賞など本当にこんなに頂いてしまって
よいのだろうかという感じです。


というわけで1日大会を楽しんできました!運営の皆様方ありがとうございました。
また来年も出られるといいなあ。腕を磨いて来年はひとつ上のクラスで出られればと思います。