ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

【決定版】駒落ち定跡

これまでの道場通いで「駒落ちを勉強したほうが絶対勝てそうだ」と感じたので
(低級では駒落ちを指すことがしばしばあるため)現在勉強中の本がこちら。

【決定版】駒落ち定跡 所司和晴(著)
なんと八枚落ちから香落ちまでの定跡が載っております。

以前、先崎先生の『駒落ちのはなし』についても書きましたが、先崎先生の本では
八枚落ち〜二枚落ちまでのお話が載っています。

道場では2級差で香落ち、3級差で角落ち、4級差で飛車落ち、5級差で飛車香落ちを指すことになるので
今回はこのあたりの勉強をしようかな〜と読んでおります。
(とは言っても体感だと4級差以上はもはや飛車落ちでも勝負にならない感じなのですが……)

実はこの所司先生の本、私が去年職場の先輩と将棋を指し始めるにあたって
一度先輩が「とりあえず読め」と借してくれたことがあるのです。
今思えば私にとって初めての棋書がこれになるのかと思います!

ただその当時は、借りて読んでみたものの、先輩と対局するのには
四枚落ちの章と二枚落ちの章をひとまず読めばいいやということで、そこを読み終わって
お返ししてしまったのですよね。

しかし当時よりも少し将棋ができるようになって振り返ると
「あれはものすごく良い本だった気がする!」と思って私も買ってみました。
当時は半分くらいしかまともに読めていなかった気がしますが、
今は7割くらいは読めている気がします(たぶん)。

1年ぶりくらいに改めて読んでみると、さすがに四枚落ちや二枚落ちのページ数よりも
飛車落ち、角落ち、香落ちのページ数は定跡もたくさんあるのかもりだくさん。。。
知らない戦法や手筋がたくさん出てきて楽しいです。
そしてちゃんと上手の指し方も載っている……!そうそうこれが読みたかったのです。
道場だと角落ちの上手を持ったりすることなんかもあるので。

それにしても今まで平手だとほとんどノーマル四間飛車しか指してこなかったので、
これはいろいろな定跡を知るのにもいい勉強になりそう!
右四間や矢倉、棒銀三間飛車、角交換中飛車など平手でも使えそうなものがたくさん。
今月はしばらく駒落ちとともにいろんな戦法に触れていきたいと思います。